メンバー紹介
教員
蒔田 浩平 Kohei MAKITA
獣医師、獣医学博士
部屋番号 | B2号館104 |
---|---|
電話番号 | 011-388-4761 |
メールアドレス | kmakita@rakuno.ac.jp |
ひとこと | 埼玉県庁から青年海外協力隊員獣医師として2年間派遣されたネパール王国にて、貧困に圧倒される。帰国後に、世界の貧困削減および家畜・公衆衛生向上に、「集団」での疾病制御と、医学・獣医学・社会経済学などの異分野連携、さらに住民・政策決定者・研究者といった異なるレベル間の連携の必要性を強く感じ解決方法を模索していたところ、疫学に出会う。 当時日本では疫学教育研究基盤がなかったため、JICAの奨学金を得てエジンバラ大学博士課程にてウガンダをフィールドに疫学を学ぶ。以降、問題中心主義を取り、国内外の幅広い分野で疫学の実践により多くの問題解決に取り組み続けている。 |
1995年 埼玉県川越家畜保健衛生所 家畜防疫課 技師
1998年 埼玉県庁派遣 国際協力事業団(JICA)青年海外協力隊 ネパール王国 獣医師
2000年 埼玉県川越家畜保健衛生所 家畜防疫課 主任
2001年 埼玉県秩父高原牧場 家畜課 主任
2004年 エジンバラ大学感染症センター 博士課程(JICA海外長期研修員)
2006年 エジンバラ大学感染症センター 博士課程(英国国際協力庁研究員)
2008年 国際農業研究評議グループ(CGIAR)国際家畜研究所(ILRI)ポスドク
BMZ Safe Food, Fair Food 調整員
2010年 酪農学園大学 獣医疫学准教授 ILRI兼任研究者
2018年 酪農学園大学 獣医疫学教授
2021年 酪農学園大学 獣医疫学教授 ILRI客員研究員
2023年 - 現在 FAO/WHO/WOAH One Health Field Epidemiology Competency Framework and Training Manuals Technical Advisory Group 委員
2022年 - 現在 アジア獣医師会連合(FAVA) Pharmaceutical Stewardship 常設委員会座長
2022年 - 現在 文部科学省 大学設置・学校法人審議会専門委員
2021年 - 現在 食品安全委員会 薬剤耐性菌ワーキンググループ
2021年 - 現在 国際協力機構(JICA) Project for strengthening the Practical Capacity of Public and Private Veterinarians 国内支援委員
2021年 - 現在 北海道 北海道エキノコックス症対策協議会特別委員
2021年 - 現在 農林水産省 獣医事審議会専門委員
2020年 - 現在 国際協力機構(JICA) ミャンマー国 口蹄疫対策のための組織能力強化プロジェクト 国内支援委員
2014年 – 現在 国際獣疫事務局 食の安全コラボレーティングセンターコンソーシアム酪農学園大学センター長
2020年 - 2021年 国連食糧農業機関(FAO) B群連鎖球菌/Streptococcus agalactiae clonal complex (CC) 283リスク評価専門家
2024年 獣医疫学雑誌優秀論文賞
今野誉士, 川添敏弘, 蒔田浩平. 新型コロナウイルス感染症による高齢者介護施設での動物介在介入活動への影響に関する M-GTA を用いた質的研究
2024年 第 63 回獣医疫学会学術集会 学生優秀発表賞
吉田真緒, 浮田真琴, 松山亮太, 境政人, 石川萌子, 松岡猛, 田村豊, 蒔田浩平. 伴侶動物診療施設での人用重要抗菌薬の使用に関連する因子
2023年 令和4年度北海道地区学会 日本獣医公衆衛生学会 北海道獣医師会長賞
千里今日子, 内田玲麻, 岩谷剛, 成澤昭徳, 蒔田浩平. バーチャルリアリティー(VR)技術を活用した牛のと畜検査実習
2023年 第61回獣医疫学会学術集会 優秀発表賞
杉野吉治, James BUGEZA, David BAHAME, Joseph BYARUHANGA, 島崎晴佳, 安斎雅彦, William MWEBEMBEZI, Andrew AKASHABA, 村松康和, 蒔田浩平. ウガンダ集約的生乳生産地域における牛乳バリューチェーンの構造と衛生レベルの把握
2022年 第165回日本獣医学会学術集会優秀発表賞 日本獣医学会
浮田真琴, 松山亮太, 磯田典和, 大森亮介, 山本健久, 蒔田浩平.養豚場における豚熱発生に対する効果的な農場衛生対策の検討
2020年 優秀論文賞,獣医疫学雑誌
佐々木羊介, 関口 敏, 豊巻治也, 蒔田浩平, 末吉益雄.南九州において発生した豚流行性下痢(PED)に伴う経済損失の評価
2017年 優秀ポスター賞 獣医疫学会学術集会
唐澤迪子, 浦口宏二, 早山陽子, 蒔田浩平.北海道・根室におけるキタキツネ糞便数に影響する生態学的因子の多変数空間解析
2014年 優秀論文賞,獣医疫学雑誌
蒔田浩平, 飛永嵩晴, 山本展司.The effects of the types of post milking teat disinfectants on the occurrence and cost of mastitis caused by Staphylococcus aureus among dairy herds in Okhotsk, Japan
松山 亮太 Ryota MATSUYAMA
獣医師、獣医学博士
部屋番号 | B2号館105 |
---|---|
電話番号 | 011-388-4747 |
メールアドレス | r-matsuyama@rakuno.ac.jp |
ひとこと | 野生動物の感染症研究を入り口として、現在ではヒトの感染症疫学、非感染症の疫学、介入研究、家畜の疫学まで研究対象が広がりました。これまでに研究で関わった宿主集団は魚、タヌキ、カモシカ、コウモリ、イノシシ、ブタ、ウシ、ヒト(小児から高齢者まで)と多様ではありますが、疫学、データ分析、疾病管理、対策効果の評価という4つのキーワードで紐付けられた研究活動をおこなってきました。公衆衛生、動物衛生、野生生物保全などの社会の重要課題への解決案を提供できる様に、研究に取り組んでいます。 |
2006年 - 2012年:岐阜大学応用生物科学部獣医学課程 修了
2012年 - 2016年:岐阜大学大学院連合獣医学研究科獣医学専攻 修了
2016年 - 2018年:北海道大学医学部衛生学教室 博士研究員
2018年 - 2019年:同上 特別研究員
2018年 - 2019年:日本学術振興会特別研究員PD
2018年 - 2019年:ワーヘニンゲン大学外部研究員(オランダ)
2019年 - 2022年:広島大学大学院医系科学研究科健康情報学教室 助教
2022年 - 現在:酪農学園大学獣医学群獣医学類獣医疫学教室 助教
2022年-現在:日本獣医学会疫学分科会 事務局
2021年-現在:沖縄県新型コロナウイルス感染症対策疫学・統計解析委員会 委員
2015年-2017年:「野生生物と社会」学会 青年部会 幹事
ポスドク
浮田 真琴
研究テーマ | 養豚場における効果的な豚熱の発生防除方法の探求と評価 |
---|---|
ひとこと | 食べることは生きること! |
D4
杉野 吉治
研究テーマ | 北部スリランカ酪農バリューチェインにおけるブルセラ病リスク Brucellosis risk in dairy value chains in northern Sri Lanka |
---|---|
ひとこと | 研究の業務への応用と対象国への貢献(+課程の修了と家庭の平和) |
米澤 世利子
研究テーマ | ワクチンおよび衛生管理によるPRRSの制御 Controlling PRRS using vaccination and hygiene management |
---|---|
ひとこと | 趣味は動画鑑賞 |
D1
RIYANDINI PUTRI
Kanyarat Saensukjaroenphon
研究テーマ | Risk assessment for antimicrobial resistant bacteria of informal poultry markets in Thailand |
---|---|
ひとこと | Once you decide that you want better for yourself, the entire universe begins to shift in your favor. |
M1
Gift Kingsley Kayira
研究テーマ | Vector borne Hemopathogens infecting cattle; Potential of Synadenium cupulare as treatment against East Coast Fever |
---|
B6
沼 妃美香
研究テーマ | 時空間モデルによる生態学的データに基づく道路上キツネ糞数の推定 Ecological factors associated with fox feces density in an Echinococcus multilocularis endemic zone in Japan |
---|---|
ひとこと | 私の操縦で良ければ一緒に空へ行きましょう!! |
安田 彩香
研究テーマ | 北海道における牛伝染性リンパ腫による全部廃棄の経済損失 Economic loss due to condemnation of cattle caused by BLV in Hokkaido |
---|---|
ひとこと | 健康で文化的な最低限度の生活を送るために日々頑張っています! |
吉田 真緒
研究テーマ | 伴侶動物診療施設での人用重要抗菌薬の使用に関連する因子 Factors associated with the use of important human antibiotics in companion animal clinics |
---|---|
ひとこと | 1年で1番好きな日は七月七日です |
B5
片田 勇仁
研究テーマ | 質問票調査の結果に基づく、豚熱に関する衛生指導方法の高度化に要する情報生成 |
---|---|
ひとこと | 平和を壊す敵は この手で叩き伏せる |
久山 竜生
研究テーマ | エキノコックスの感染パターンの解析 |
---|---|
ひとこと | 趣味は映画鑑賞とゲームです |
和田 啓佑
研究テーマ | ウサギの骨折 |
---|---|
ひとこと | [趣味] ヒトカラ アニメ鑑賞 [ひとこと] とりあえずやるべき事を徐々にこなしていけるよう頑張っていきたいです。 |
水野 夏帆
研究テーマ | BLV感染による乳牛の繁殖効率低下がもたらす経済損失の推定(ニュウギュウ) |
---|---|
ひとこと | 世界中を旅したい |
松本 藤乃
研究テーマ | BLV |
---|---|
ひとこと | 体は資本 |
B4
五十嵐 隆章
ひとこと | 毎日コツコツと |
---|
西脇 有里菜
ひとこと | ありなこ!! |
---|
中田 磨那
ひとこと | 英語がんばります! |
---|
森 冬姫子
ひとこと | 食と睡眠が好きです。 英語がんばります。 |
---|
帆足 海人
ひとこと | 趣味は読書です |
---|
小池 琴美
ひとこと | 沢山の事に挑戦したいです! |
---|
卒業生
藤村 大樹
学士
「北海道における家畜疾病の発生のマッピングと解析 Mapping and analysis of the livestock disease epidemics in Hokkaid」
吉岡 知輝
学士
「乳牛群におけるBLV蔓延のシミュレーションモデルの改善 Improving a simulation model of BLV spread in dairy cattle」
岡村 彩加
学士
「と体表面および枝肉中心部の温度変化シミュレーション」
島崎 晴佳
学士
「北海道別海町酪農場における衛生対策の経済効果」
今野 誉士
学士
「コロナ渦での動物と人間の関係性の変化」
福元 風夏
学士
「日本の伴侶動物医療現場におけるCOVID-19の影響に関する研究」
徳永 七海
学士
「野菜喫食に伴う家畜由来βラクタム系抗菌薬薬剤耐性菌リスクプロファイル」
清水 悠摩
学士
音田 明日香
学士
「硫酸コリスチンのリスク管理が2年後の豚臨床に与える影響」
青木 祐歌
学士
「推計論的モデルを用いた乳用牛の各種因子による繁殖性への影響評価」
釜田 悠佑
学士
「第二次世界大戦後の南関東における狂犬病流行動態の空間解析と狂犬病対策の効果の評価」
馬場 開陸
学士
「Prevalence estimation of CSF epidemic by region and two-month period in wild boar populations in Japan」
森山 佳穂
学士
「別海町酪農場における衛生管理と牛乳生産性との関係」
三山 豪士
博士
「ウガンダ国ムバララ県の酪農場における搾乳衛生、生産性の向上及び東海岸の制御に関する疫学調査」
藤本 悠理
博士
「Application of causal inference and mathematical modelling to control enzootic diseases in Japanese dairy farms」
中田 悟史
博士
「Application of epidemiology and animal health economics in control of bovine leukemia virus (BLV) infection among dairy cows in Hokkaido prefecture (北海道の酪農における牛白血病ウイルス感染制御のための疫学および家畜衛生経済学の応用に関する研究)」
菅原 菜未
学士
「伴侶動物医療分野における抗菌薬の使用実態調査」
春田 理沙
学士
「肉用牛農場経営者の使用衛生管理基準に関する意思決定構造」
福井 恵
学士
「空間的自己相関を考慮した北海道根室半島におけるアカギツネ(Vulpes vulpes)の糞便数に影響する因子の解析」
山上 泰輝
学士
「Analysis of the effect of feedback feeding on farm-level porcine epidemic diarrhea occurrence in Kagoshima and Miyazaki prefectures in Japan」
石嶋 駿一
学士
「わが国の病豚由来サルモネラにおける抗菌生物質の使用と薬剤耐性との関係」
門 脇弾
博士
「Quantitative analyses for considerations on control measures of important animal and zoonotic diseases」
浅倉 真吾
博士
「Exploration of sustainable and affordable control options of bovine brucellosis in the endemic zone in Tanzania」
唐澤 迪子
学士
「Univariable and multivariable analyses of the ecological factors associated with feces count of fox (Vulpes vulpes) in Nemuro Peninsula, Hokkaido」
伊藤 弘貴
学士
「An epidemiological study for Mycoplasma mastitis in Nemuro, Hokkaido」
田村 祐斗
学士
「国内ブロイラーおよび地鶏農場経営者の衛生意識に影響する社会学的因子」
小出 健太郎
学士
「Causes of mastitis and repeat breeding of dairy herds in a select dairy production area of Vietnam」
真板 薫子
学士
「北海道・根室におけるアカギツネ(Vulpes vulpes)の糞便数を用いた生息数の推定」
中原 裕貴
学士
「北海道と埼玉県の酪農場の衛生対策の実践と関連する社会学的因子」
渡部 卓人
学士
「北海道と埼玉県の養豚場経営者における衛生対策の実践と意識に関係する社会学的因子の解析」
横澤 輝美
学士
「A study of Salmonella prevalence in pork value chain from pig slaughterhouses to markets in Hung Yen, Vietnam」
日比 珠莉
学士
「Post-traumatic stress disorder of volunteers dispatched to Miyazaki Prefecture, Japan in controlling foot-and-mouth disease outbreaks in 2010」
黒澤 愛子
学士
「Epidemiological analysis of rabies outbreaks berween 1914 and 1933 in Osaka, Japan」
伊下 一人
学士
「宮城県石巻市仮設住宅住居者の東日本大震災による精神的ストレス」
茅野 大志
学士
「Assessment of Fungal Toxins in the Dairy Value Chain in Kenya and Potential Risk to Human Health」
後藤 聖樹
学士
「Analysis of to associations between antimicrobial use and antimicrobial resistance in Escherichia coli isolated from apparently healthy pig in Japan」
豊巻 治也
学士
「An estimation of thermophilic Campilibacter population in ready-to-eat roast beef and chicken and the hygiene practices of sellers in beer bars in Arusha, Tanzania」